ホームページは『何か』について公開されています。その『何』にあたるものがサイトテーマです。つまりキーワードとどのぐらい関連があるか、どのようなカテゴリに分類されるのかということを調べるものなんです。
自分でサイトテーマを決めるのは比較的簡単ですが検索エンジンに対して自分のホームページのサイトテーマを理解してもらえるかどうかは難しいところです。でも、ちょっとしたテクニックで検索エンジンに対しても分かりやすくホームページを作り変えることができます。
サイトテーマは絞った方が有効
自 分のホームページは何についてのホームページなのか、を一言でいい表すことはできるでしょうか?もし一言で言い表すことができなければサイトテーマが絞れ ていません。 ホームページをつくるなら『浅く広く』ではなく『狭く深く』情報を公開していった方が有利 になります。
ひとつのテーマに対して限られた情報を公開する方がページ自体の内容が分かりやすくなります。これは人間の目で見ても検索エンジンから見てもそうです。検索エンジンは限られた情報をわかりやすくまとめているページを高く評価するようです。
例えばひとつのページに『釣り』と『編み物』と『料理』と『ペット』のコンテンツを同時に公開していたとします。これではひとつひとつのコンテンツが薄くなり結果的にどれが重要なのかわからなくなります。
そ の場合、ひとつのページにまとめるのではなく『釣り』のページは釣りに関することだけを公開し、それぞれ別のページに『編み物』や『料理』の情報を公開す るようにするのです。当たり前のことのようでなかなかできないのがホームページなんです。ひとつのページにいろんな情報を詰め込むことは賢いやり方ではな いということですね。
サイトが扱うテーマやトピックを解析し、適切な検索結果を返すアルゴリズム
サイトテーマは、リンクポピュラリティーを一歩進めた検索アルゴリズムとして注目を集めるテクノロジーです。
リンクポピュラリティーが単にページごとの相対的な重要性を測るだけであることに対し、サイトテーマ/テーマテクノロジーと呼ばれる技術は、ページまたは サイト全体で扱うテーマを解析することで、関連情報を含むページを的確に検索結果ランキングの上位にリストします。
この技術を使用した検索エンジンのなかで、日本国内で最も有名なのはLycos Japanが採用するWIseNutです。
このWIseNutの場合、アンカーテキストとその周囲のテキストを解析し、リンク元ページに関連の強いテキストが多く含まれていれば、リンク先のページはそれらの関連語句(テーマやトピック)との関連が強く、重要であるとみなします。
このため、WiseNutのWiseRank?は検索キー/クエリによって変化するという特性があり、検索キー/クエリの有無にかかわらずドキュメント固有の数値として存在するGoogleのPageRank?とは異なる性質を持っています。